ギャグNo.127 〜グラボ以外全とっかえしてベンチマーク〜


今回の企画は
株式会社セガゲームス
スクウェア・エニックス
両方の著作物を併用しています

なので、何れか一社から申し立てがあった場合は
該当する動画を削除します。ご了承ください

また、自分のマザーボードに
PCI Express 2.0 (Gen2)
または、3.0が付いているならば…つまり旧式でないなら
素直にグラボ交換した方がいいと思います



それらを踏まえたうえでご覧ください 閑話休題

動画はこちら
nicozonで見る場合はこちら



最近の3Dゲームを遊ぶなら性能の良いグラフィックボードに付け替える
というのは常識だと思います



補助電源がいらない優秀な、NVIDIAの「GeForce GTX 750 Ti」(いる方はオーバークロックver)
というのが比較的安価(1万〜1万5千)に手に入りますし
そんなに無茶な要求でもないはずです


しかし!
筆者のマザーボードはあまりにも古かった
古すぎて正しく認識しないんじゃないかという不安が頭をよぎったのです
事実、CPUの「Q6600」は乗るけど「Q9550」は乗らないという
マザーボードを昔持っていましたからね(同じLGA775なのに…)

で、今回の企画に至った。というわけです

まずはスペック比較

 
CPU Intel Core 2 Quad Q9550
2.83GHz 4コア4スレッド
Intel Core i5 6600
3.3GHz 4コア4スレッド
メインメモリ DDR2-800 合計8GByte
2GByteを4枚挿し
全部デュアルチャネル
DDR4-2666 8GByte
8GByteを1枚挿し
XMP適用済み
マザーボード P35-DS3R(GIGABYTE製) Z170-K(ASUS製)
使いまわす
部品(ハード)
グラフィックボード
NVIDIA GeForce GT 630
ハードディスクドライブ
WDC WD20EFRX-68AX9N0(Cドライブ)
TOSHIBA MK1034GSX(仮想メモリのみのドライブ)
SAMSUNG HD250HJ(3Dゲーム用のドライブ)
WDC WD30EZRX-00D8PB0(動画保存用ドライブ)


CPU 同じコア数ですがクロック周波数増加
メインメモリ 転送速度上昇
マザーボード PCI Expressのバージョンが1.1から3.0になることでデータ転送速度が2倍以上


続いて、ソフトの紹介

レジストリを弄って
動作を最適化する
comfortablepc
Windows レジストリ 高速化 アプリケーション
常駐ソフト一覧 アマレココ(今回の撮影ソフト)
スーパーセキュリティZERO
SUPERAntiSpyware(無料)


ベンチマーク結果に影響を与えますが
普段から使っているPCの環境をベンチの為だけに
軽く設定するのは何か納得がいかないので
ウィルス対策などの常駐ソフトもそのままです

というか、ウィルス対策切ってネトゲとか危なっかしくて安心して遊べない…

とはいえ、ウィルススキャン中ではなく
ネットも切断状態で計測しました
ちなみにOSはWindows 7です

そして、ベンチマークソフトは有名所から、下記の3種を選択しました
低画質設定と高画質設定の二つずつを比較していきます
ただ解像度だけは全部共通で1280 x 720にしてます


ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド
重いソフト DirectX9と11両方のデータを取ります

PHANTASY STAR ONLINE 2 ver.2.0
中程ソフト 特別にシェーダー品質は標準にしてます

ドラゴンクエストX ver.1.4k
軽いソフト

スコア結果発表
 
FF14
DirectX9
低画質設定
ローディングタイム
133.698秒
スコア
3516(快適)
ローディングタイム
49.223秒
スコア
5931(とても快適)
FF14
DirectX9
高画質設定
ローディングタイム
123.783秒
スコア
2956(やや快適)
ローディングタイム
133.635秒
スコア
2611(やや快適)
FF14
DirectX11
低画質設定
ローディングタイム
148.644秒
スコア
2678(やや快適)
ローディングタイム
52.017秒
スコア
5082(とても快適)
FF14
DirectX11
高画質設定
ローディングタイム
129.499秒
スコア
1829(設定変更を推奨)
ローディングタイム
94.998秒
スコア
1816(設定変更を推奨)
PSO2
低画質設定
3644
(標準的な動作)
15689
(快適に動作)
PSO2
高画質設定
2148
(標準的な動作)
4910
(標準的な動作)
DQ10
低画質設定
5565
(快適)
13331
(すごく快適)
DQ10
高画質設定
4451
(普通)
8172
(とても快適)

グラボ以外全とっかえは、おおむね描画機能強化に成功していると言えるでしょう
しかしなんでFF14の高画質設定だけスコアが下回ったのか…
まだレジストリが発展途上なことに加え、下記の何れかが
うまく働いていなかったのかもしれません

 HDRレンダリング(新しい概念の光源表現)
 水濡れ表現(よくわからないキャラのテカテカ表現)
 リアルタイムリフレクション(水面の反射)
 周辺減光(中心と比べ色が赤味を帯び、明るさが暗く見えてくる)
 放射ブラー(爆発などで周囲に向かって画面をぼかす効果)
 SSAO(モデルや背景の影の表現)
 被写界深度表現(被写体のまわりのぼかしの表現)

もしくは、下記のチェックを外していたのが原因かもしれません
(デフォルトの「最高品質」だと、どれも外れています)

 オクルージョンカリング(見えないものの描画を簡略化する)
 LOD、LODストリーミング(遠影表示に簡易モデルを使用)

まぁ…FF14とかプレイしないから良いですけど
ともあれ、僕自身にとっては今回のマザボ買い替えは
正解だったと言えるでしょう。とにかく

PCI Expressのバージョンが1.1から3.0になることでデータ転送速度が2倍以上
これが大きいです

狙い通り描画能力上がったのでグラボ買い換えなくても良くなったし
CPUだけでなくメインメモリも実は8GBの2枚差しになったので、これで何時でも
心置きなくWindows7から10に移行できます